アフリカハゲコウ
Marabou Stork

アフリカハゲコウ
科名
コウノトリ科
その他の名前
阿弗利加禿鸛
英名:[Marabou Stork]
学名:[Leptoptilos crumeniferus]
分布
アフリカハゲコウはアフリカ大陸のサハラ砂漠よりも南の地域の広い範囲に分布しています。
大きさ
体長:115~152cm
翼開長:225~287cm
羽色
アフリカハゲコウは雌雄で羽色に殆ど違いがなく、似ています。
渡り
渡りは行いません。
生息地
アフリカハゲコウは主に草原や湿地などに生息しています。
解説
アフリカハゲコウは有名なハゲタカと同じ動物の死肉を食べる大型の鳥で、基本的な多数の仲間が集まったコロニー内で巣を持ち、寝る場合も多くの個体が集まった共同のねぐらで寝ます。

アフリカハゲコウの体には多くの特徴があり、死肉を食べた時の体を汚さない羽毛のない禿げた頭部。同じく羽毛のない首の部分には大きく膨らんだ喉の肉垂は求愛の際のディスプレイとして用いられます。
また、大きな体を滑空させる為の翼は非常に大きく、黒い翼の外側にはハッキリと分かる次列風切羽の白いフチを見る事ができます。

アフリカハゲコウの求愛行動は鳴き声をあげながら、頭部を上下する事で行われ、カップルが成立した後に産まれる卵は木や崖の上の安全な場所に小枝などで作られた巣で育てられます。

アフリカハゲコウは動物の死骸や小型の哺乳類、蛇、昆虫などを食べます。