アフリカオオコノハズク
Northern White-faced Owl

アフリカオオコノハズク
科名
フクロウ科
その他の名前
英名:[Northern White-faced Owl]
学名:[Ptilopsis leucotis]
分布
アフリカオオコノハズクはアフリカ大陸のサハラ砂漠よりも南の地域に広く分布しています。
大きさ
体長:28cm
羽色
雌雄の違いはあまりありません。
渡り
渡りはしません
生息地
アフリカオオコノハズクは草原、開けた林、低木地などに生息しています。
解説
アフリカオオコノハズクはアフリカ大陸に住むフクロウで、鮮やかなオレンジ色をした目が非常に印象的な鳥です。基本的には自分では巣は作る事はせず、カラス類、ハイタカ類、エボシボリ類などの鳥が作った古巣や自然にできた樹洞などを利用します。

アフリカオオコノハズクは顔が白く、羽の部分は斑になっており、クチバシの部分は老人の口髭のような形で長くのびています。
羽の部分は斑模様になっており、生息環境にある樹皮の中で隠れるようにカムフラージュになっています。

アフリカオオコノハズクは警戒すると体を細くして木に擬態し、敵に見つからないようにしてやり過ごすという習性を持っていますが、一度、攻撃的になると目を大きく開いて噛みついて攻撃します。
相手を威嚇する行動としては羽を広げて体を大きく見せるというものがありますが、この行動は最後の切り札であり捨て身の手段だと言われています。

アフリカオオコノハズクの餌となるのは昆虫やネズミなどの小型の齧歯類(げっしるい)、小さな鳥などで、それらの動物を捕獲して食べます。