アカフウキンチョウ
Scarler Tanager

アカフウキンチョウ
科名
ホオジロ科
その他の名前
英名:[Scarler Tanager]
学名:[Piranga olivacea]
分布
アカフウキンチョウは北アメリカ大陸のカナダ北東部からアメリカ合衆国の東部辺りまでの地域で繁殖し、パナマや南アメリカ大陸のボリビア辺りまでの地域で冬を越します。
大きさ
体長:17cm
羽色
アカフウキンチョウは雌雄で羽色が大きく異なっています。
渡り
アカフウキンチョウは渡りを行います。
生息地
アカフウキンチョウは木々の鬱蒼と茂った森林地帯や木の多い林などに生息しています。
解説
アカフウキンチョウは名前の通り、真っ赤な羽色が特徴的なホオジロ科の鳥ですが実は羽色が赤なのはオスだけでメスの個体は全体的に黄色っぽい色をしています。また、オスの個体も羽色が赤くなっているのは頭部や背の部分、胸の部分のみで尾の部分や翼の部分は黒っぽい色をしています。

アカフウキンチョウは木の高い位置で生活している為、森に入っても見かける事はあまりなく鳴き声だけが聞こえるといった場合が多いと言われています。
越冬の為に南部地域に渡った際には低地に茂っている木の樹冠部で過ごします。

アカフウキンチョウは雑食性で植物の果実などの他、昆虫などの動物食も食べます。

巣は浅いカップ型で木の上に作られます。また、巣の内部には内張りが施されています。