アカゲラ
Great Spotted Woodpecker
科名
キツツキ科
その他の名前
赤啄木鳥
英名:[Great Spotted Woodpecker]
学名:[Dendrocopos major]
分布
アカゲラはユーラシア大陸の非常に広い地域に分布しており、アフリカの一部や海を隔てて日本にまで分布しています。
大きさ
体長:約23cm
羽色
オスは頭部に赤い部分がありますが、メスにはないなどの違いがあります。
しかし、生息地域によってはこのような差異は見られません。
渡り
しない
生息地
アカゲラは各種森林地帯や低木地に生息しています。
解説
アカゲラは世界の非常に広い地域に生息域を広げているキツツキ科の鳥で、木の生えている場所ならどこでも対応できると言われているほど、環境適応能力が高いと言われています。また、アカゲラによく似た種類の鳥としてオオアカゲラがいます。
キツツキ科の鳥らしく、丈夫なクチバシを使って樹皮をはぎ、朽ち木などに穴を掘って昆虫の幼虫を探し、粘着性のある舌でからめとって食べます。
また、餌をとるだけでなく、巣を作る際にも木にクチバシで穴を開けて巣穴を作ります。
餌は昆虫やその幼虫だけでなく、冬には木の実などを食べる事もあります。
アカゲラは1羽かつがいで行動し、行動のパターンや仕草などはアオゲラともよく似ています。
一般的に単に「キツツキ」と言った場合はキツツキ科の鳥の中でも、このアカゲラの事を指します。