アメリカチョウゲンボウ
American Kestrel

科名
ハヤブサ科
その他の名前
亜米利加長元坊
英名:[American Kestrel]
学名:[Falco sparverius]
分布
アメリカチョウゲンボウは北アメリカ大陸および南アメリカ大陸の広い範囲と西インド諸島に分布しています。
大きさ
オスの体長:29cm
メスの体長:32cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
一部、渡りを行います。
生息地
アメリカチョウゲンボウは草地や低木地、農耕地、市街地などに生息しています。
解説
アメリカチョウゲンボウは南北アメリカ大陸に主に生息しているハヤブサ科の鳥で、ユーラシア大陸やアフリカ大陸に分布しているチョウゲンボウよりはやや小型です。
また、この小さな鳥はハヤブサの一種ではありますが、狩りの方法はあまりダイナミックなものではなく、ホバリングと呼ばれる空中での静止行動を行いながら獲物に狙いをつけ、小鳥やネズミなどあまり動きの速くない動物に対して足で一気に攻撃をしかけます。

アメリカチョウゲンボウの翼は幅が狭く、頭部の頬の部分には黄橙色の美しい斑紋があります。
枝に止まっている時は尾羽を上下に振るという習性を持ち、巣は木などに自然にあいた穴や窪みを利用したり、別の種類の鳥が作った古巣を利用します。

尚、アメリカチョウゲンボウは雄よりも雌の方がやや大きいという特徴があります。