アナホリフクロウ
Burrowing Owl

アナホリフクロウ
科名
フクロウ科
その他の名前
英名:[Burrowing Owl]
学名:[Athene cunicularia]
分布
アナホリフクロウは北アメリカ大陸の西部および南アメリカ大陸広い範囲に分布し、周辺の島でも一部、生息が確認されています。
大きさ
体長:24cm
羽色
雌雄の違いはあまりなく、オスとメスは似ています。
渡り
一部、渡りを行います
生息地
アナホリフクロウは草原で生活しています。
解説
アナホリフクロウは樹上で生活するのではなく開けた平地で生活する鳥で、走ったり歩いたりすのに向いた長い足を持っています。また、常に睨んでいるように不機嫌そうな表情をしている事も特徴のひとつです。

アナホリフクロウは基本的には繁殖や避難場所として利用している穴を中心として生活しています。特に日中は穴のすぐ傍で周りを警戒しており、危険を感じると穴の中にすぐに逃げ込みます。
狩りは夜に行い、獲物は主にバッタなどの昆虫ですが、時にはトカゲやヘビなどの爬虫類、ネズミなどの小型の哺乳類、小さな鳥などを捕食する事もあります。

アナホリフクロウの巣である穴はつがいと共に自分たちで掘るケースと別の哺乳類が掘った穴を流用するケースがあり、穴の中に卵を産む場合は植物の茎や糞などをクッション材として下に敷きます。