アオカワラヒワ
European Greenfinch

アオカワラヒワのオス
アオカワラヒワのメス
科名
アトリ科
その他の名前
英名:[European Greenfinch]
学名:[Carduelis chloris]
分布
アオカワラヒワはヨーロッパを中心としたユーラシア大陸の西部やアフリカ大陸の北部などに分布しています。
また、生息地域によっては冬には南に移動する場合もあります。
大きさ
体長:14cm
羽色
アオカワラヒワは雌雄で羽色が異なります。
渡り
一部、渡りを行います。
生息地
アオカワラヒワは主に草地や開けた森、藪や低木地などに生息しています。
また、民家の周辺にある公園や農耕地でも見られる為、生息域に住む人たちにとっては割と身近な存在だと言えます。
解説
アオカワラヒワは時期によって鳴き声が変わる事で知られている鳥で、通常の鳴き声は人にとっては耳障りにも感じられる音ですが、繁殖期になるとオスの鳴き声はメスを呼ぶ為の美しいさえずりに変わります。

アオカワラヒワの体は全体的にはくすんだオリーブ色で(メスはやや褐色を帯びています)、翼と尾羽の端に黄色の帯が見られます。
クチバシは太さはありますが短く、餌となる植物の種子などを食べるのに適した形だと言えます。
また、繁殖期のオスが空を飛ぶ姿はまるで蝶のように見える事もあります。

アオカワラヒワの巣は木や藪などに作られ、巣の材料となるのは植物の茎などです。巣の形はその他の多くの鳥と同じようなカップ型をしています。