アリスイ
Eurasian wryneck

科名
キツツキ科
その他の名前
英名:[Eurasian wryneck]
学名:[Jynx torquilla]
分布
アリスイはユーラシア大陸の広い範囲とアフリカ大陸の北部、東南アジアなどに分布しています。
また、日本国内でも北海道から九州まで広い地域で見る事ができます。
大きさ
体長:16cm
羽色
雌雄での違いはあまりありません。
渡り
渡りを行います。
生息地
アリスイは木の密集した森林から木が少ない開けた森、またはその周辺地帯に生息しています。
解説
アリスイは木や崖の壁面にある穴などを利用した場所に巣を作るキツツキ科の鳥で、日本以外でも世界中の非常に広い地域に生息している事で知られています。

アリスイの英名である「Eurasian wryneck」の「wryneck」の部分は英語で「首をねじる」という意味で、これはアリスイが敵を驚かせる為に首を伸ばしてねじるという行動が由来していると言われています。
また、和名であるアリスイとはアリを常食としている事からきており、アリスイは粘着性のある長い舌をアリの巣穴に入れて上手にアリをからめとって食べます。
アリ以外の餌としてはカタツムリやカエルなどを食べる事もあります。

アリスイのクチバシは細く、体色は全体的に褐色ですがカムフラージュの為の波型の細かい模様が体全体にあります。

尚、同じキツツキ科のアカゲラよりは体が二回りほど小さくなっています。