ベニヒワ
Common redpoll

ベニヒワ
科名
カモ科
その他の名前
紅鶸
英名:[Common redpoll]
学名:[Carduelis flammea]
分布
ベニヒワは夏にユーラシア大陸の北部や北アメリカ大陸の北部、アイスランド、グリーンランドの南部などで繁殖し、冬になると一部地域に住む個体群が南へと移動します。
日本国内では冬鳥として北海道に渡来し、年によっては九州まで南下する事もあると言われています。
大きさ
体長:12cm
羽色
ベニヒワは雌雄で羽色が異なります。
渡り
ベニヒワは一部、渡りを行います。
生息地
ベニヒワは藪や木々の疎らに生えた林や低木地、草原や農耕地、海岸などに生息しています。
解説
ベニヒワは赤い頭頂部が特徴的な樹上生のヒワで、がっしりとした足を持ち身体能力が高い事で知られていて逆さまの状態や花穂(穂のような形で咲く花)にしがみついた状態でも採食ができるほどバランス感覚にも優れています。

ベニヒワは一か所にはとどまらずに次々と場所を移動しながら餌をさがし、主な餌は植物の種子や昆虫などの節足動物です。
ベニヒワの群れの中にはコベニヒワやマヒワなどの別の種類の鳥が混じる事もあります。
また、鳴き声は「ジュジュ」や「チュイーン」などといった言葉であらわされます。

巣は藪や木の上などに草や小枝などを材料にして作られ、形は鳥の巣としてはスタンダードなカップ型、内側には更に細かい枝などの材料で内張りが施されています。