ドングリキツツキ
Acorn Woodpecker
科名
キツツキ科
その他の名前
団栗啄木鳥
英名:[Acorn Woodpecker]
学名:[Melanerpes formicivorus]
分布
ドングリキツツキは北アメリカ大陸の西部から南アメリカ大陸のコロンビアにかけての地域に分布しています。
大きさ
体長:23cm
羽色
ドングリキツツキは雌雄で羽色が異なります。
渡り
ドングリキツツキは渡りを行いません。
生息地
ドングリキツツキは木々の多く茂った森林地帯や、やや視界の開けた木々の疎らに生えている林などに生息しています。
解説
ドングリキツツキは名前の通り、ドングリの木と密接な関係にあるキツツキ科の鳥で、夏の終わり頃になると木や木造住宅、堀などに年列もの穴を開けて、その穴のひとつひとつにドングリを詰め込んで食料として貯蔵します。
ドングリキツツキの頭部は後頭部は赤く、クチバシと目の間の部分は白い模様になっています。胸の部分には縞模様があり、木に穴を開ける事ができる丈夫で鋭いクチバシが備わっています。
ドングリキツツキは数羽から12羽位の数でグループを作って縄張りを共有して生活しており、巣も共同で営巣します。また、保存食として木などに貯蔵したドングリに関してもグループ内で分け合って食べます。
ドングリ以外の餌としては夏ごろには昆虫なども食べ、冬になると植物の果実なども食べるようになります。
巣は自らの丈夫なクチバシを使って木に穴を掘って作ります。