エンペラーペンギン
Emperor Penguin
科名
ペンギン科
その他の名前
コウテイペンギン
英名:[Emperor Penguin]
学名:[Aptenodytes forsteri]
分布
エンペラーペンギンは南極大陸の沿岸域のみに分布しています。
大きさ
体長:115cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
エンペラーペンギンは一部、渡りを行います。
生息地
エンペラーペンギンは平地や海岸などに生息しています。
解説
エンペラーペンギンは皇帝(エンペラー)の相応しい大きな体を持つ種で、ペンギンの中では最も体重が重い種だとされています。
その大きな体は南極大陸付近の海洋に多く生息している魚やイカ、甲殻類などを海に潜って捕食する事によって形成され、陸上ではあまり素早くは動けませんが水中での泳ぎは素早く、400m以上の水深にまで潜る事ができます。
エンペラーペンギンは巣を作る事はなく、メスが産んだ卵をオスが立ったまま約2か月間、何も食べずに足の上で卵を温めます。
こうして卵からヒナが産まれると今度はメスが海から餌を運んできてヒナに与え、メスがヒナの面倒を与えてる間に体重がすっかり体重が減ってしまったオスは栄養を摂るために海に出ていきます。
しばらくしてオスの体重が十分なものになるとオスは再び戻り、ヒナに餌を与えるようになります。
孵化から約2か月間が過ぎ、ヒナが成長するとヒナは親の元を離れ、その後はヒナだけの集団をつくって生活していきます。