ゴマバラワシ
Martial Eagle

ゴマバラワシはアフリカ大陸に住むかなり大型の鷲でボサボサとした冠羽と胸から足の部分にかけての白い羽毛の中に見られる黒い斑点模様が特徴的な鳥です。しかし、この名前の由来ともなっている黒い斑点があらわれているのは成鳥のみで幼鳥の頃の胸から足にかけての部分は真っ白です。

猛禽類らしい大きく曲がった鋭い鉤状のクチバシを持ち、強力な足の先には獲物を捕らえるのに必要な尖った爪を備えています。
通常は大きな翼を広げて飛行しながら獲物を探しますが時には木の枝などに止まって獲物を待ち構えて捕えて食べる事もあります。

巣は木の上に大量の小枝を積み重ねた大型のものでプレート状の形をしていますがカップ型の窪みがあります。
ゴマバラワシはメスの方がオスよりも少し体が大きいと言われていますが見た目には殆ど分からない程度であるようです。