ゴシキセイガイインコ
Rainbow Lorikeet
科名
オウム科
その他の名前
五色青灰鸚哥
英名:[Rainbow Lorikeet]
学名:[Trichoglossus haematodus]
分布
ゴシキセイガイインコはオーストラリア大陸の北部から東部にかけての地域の海岸沿いやオーストラリア大陸から海を隔てて北にあるニューギニア島やモルッカ諸島の海岸沿いなどに分布しています。
大きさ
体長:26cm
羽色
ゴシキセイガイインコは雌雄で羽色が微妙に似ています。
渡り
ゴシキセイガイインコは渡りを行いません。
生息地
ゴシキセイガイインコは主に低地の森林地帯に生息しており、森林の周辺の草原や木々の疎らな林などでも生息が確認されています。
解説
ゴシキセイガイインコは様々な色の羽を持った煌びやかで美しいオウムで、大きな金切り声をあげる事から騒がしい鳥としても知られています。また、日本ではこのような派手な色彩を持った鳥が殆どいない為、希少な種であるように思われがちですが、現地では森林や草原などで普通に見る事ができます。
また、ゴシキセイガイインコのすべての個体が上記の写真のような羽色をしている訳ではなく、赤色と青色が抜けている個体など色に変異が見られます。
餌は主に植物の花粉や花の蜜などですが、その他にも植物の種子、果実、花そのものを食べる事もあり、植物以外にも昆虫を食べる事もあるようです。
基本的には群れをつくって生活しており、他の種類のオウムなどとも群れを作る事もあります。
巣は木の幹などに自然にできた樹洞を利用して作られ、入り口を小さくするなどの特別な事は行いません。