ハヤブサ
Peregrine Falcon

ハヤブサ
科名
ハヤブサ科
その他の名前
隼、鶻、鸇
英名:[Peregrine Falcon]
学名:[Falco peregrinus]
分布
ハヤブサは南極大陸以外の全ての大陸に分布していますが、南アメリカ大陸においては南部の一部地域にしか生息していません。
日本においては九州よりも北の地域で繁殖する留鳥または漂鳥となっています。
大きさ
オスの体長:38cm
メスの体長:50cm
羽色
雌雄で微妙に色が異なります。
渡り
ハヤブサは渡りを行います。
生息地
ハヤブサは岩場や草原、淡水の湿地や沼地に生息しています。
解説
ハヤブサは世界中の広い範囲に生息する猛禽類の鳥で、空中から獲物を襲う際のスピードは時速400km近くにまで達するとされています。また、獲物は一度の攻撃で捕えるのではなく、最初は足で獲物を突き落とし、旋回して落下している獲物を鋭い爪で掴みます。

ハヤブサはオスよりもメスの方が一回り体が大きく、羽色は基本的には写真のような配色ですが胸の部分だけ変異があり、淡い褐色~オレンジ色までの個体が存在しています。
また、体の大きさはチョウゲンボウよりも大きく、鷹狩の際に用いる鳥のひとつとしても知られています。
狩りの際の獲物は主に小鳥ですが、飛んでいるトンボなどの昆虫を食べる事もあります。

ハヤブサの巣は海岸や川沿いの崖の岩棚の剥き出しになった所に多く作られます。

ハヤブサの類似種としては少し小型のチゴハヤブサがあげられます。