ヒオウギインコ
Red-fan Parrot

ヒオウギインコ
科名
インコ科
その他の名前
英名:[Red-fan Parrot]、[Hawk-headed Parrot]
学名:[Deroptyus accipitrinus]
分布
ヒオウギインコは南アメリカ大陸のコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、ペルーの北部などの熱帯地域に分布しています。
大きさ
体長:35cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ヒオウギインコは渡りを行いません。
生息地
ヒオウギインコは森林地帯や木々の疎らに生えた林、視界の開けたサバンナなどに生息しています。
解説
ヒオウギインコは非常に目立つ派手な色の羽を持つインコ科の鳥で名前の由来ともなっている赤色と水色で構成された冠羽は普段は後方に向かって寝ている状態ですが興奮するとまるで扇のような形になるまで逆立ちます。

ヒオウギインコは猛禽類のような鉤状になったクチバシ、インコとは思えない凶暴そうな頭部を備えている事から「Hawk-headed Parrot(鷹のような頭のインコ)」という英名も持っていますが、植物食の鳥であり植物の果実や堅果、種子などを食べて生活しています。

家族と思われる群れやペアで行動している姿もみられますが単独で生活している事もあり、生活形態は個体によって様々です。
鳴き声は叫び声のようなかん高い声の場合もあれば物悲しい静かな声で鳴く事もあります。

巣は自分では作らず他の種類の鳥が使っていた古巣などを利用します。