ホシガラス
Spotted Nutcracker
科名
カラス科
その他の名前
星鴉
英名:[Spotted Nutcracker]
学名:[Nucifraga caryocatactes]
分布
ホシガラスは日本国内では北海道、本州、四国などに留鳥または漂鳥として分布しています。
大きさ
体長:35cm
羽色
雌雄で羽色がよく似ています。
渡り
ホシガラスは渡りを行いません。
生息地
ホシガラスは亜高山帯から高山帯までのハイマツなどの針葉樹の茂った場所に生息しています。
解説
ホシガラスは濃褐色の地の色に白い斑点が全体に散らばった羽色を持つカラス科の鳥で、風切と雨覆は黒っぽい色をしており下尾筒は白くなっています。
主に針葉樹の種子を食べて生活していますがバッタなどの昆虫類、他の鳥のヒナや卵などの動物食を食べる事もあります。また、ハイマツの種子などを地中や木の隙間などに隠して貯めるという習性を持っています。
繁殖期はつがいで生活し繁殖期以外は単独またはつがいで行動している事が多い。
ホシガラスの鳴き声は「ガーガーガー」などの擬音語であらわされるしゃがれた声ですが時には「ミャー」と鳴く事もあります。
ホシガラスに似た鳥としてはホシムクドリがあげられ、そちらは九州以南の平地などで稀に見る事があります。