イッコウチョウ
Cut-throat

イッコウチョウ
科名
カエデチョウ科
その他の名前
英名:[Cut-throat]
学名:[Amadina fasciata]
分布
イッコウチョウはアフリカ大陸のサハラ砂漠よりも南の地域に分布していますが、主に中部と東部に生息しており、南アフリカなど南部の国では見られません。
大きさ
体長:12cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
イッコウチョウは渡りを行いません。
生息地
イッコウチョウは草原や木々の少ないひらけた森などに生息しています。
解説
イッコウチョウはアフリカ大陸のみに生息している鳥で、熱帯の草原や乾燥した地域の林などで生活しています。また、イッコウチョウのオスは喉の部分に目立つ真っ赤な斑紋が入っており、この特徴が英名の「Cut-throat(喉切り)」の由来となっています。

イッコウチョウの頭部には褐色の地に黒っぽい色をした鱗模様が入っており、腹部にも同じような模様が見られます。クチバシは太くて短く、羽色は雌雄で異なりますが、クチバシはよく似ています。

イッコウチョウは繁殖期はペアで過ごしますが、それ以外の時期は群れで行動し、甲高い声で鳴き合うという特徴があります。
巣は他の種類の鳥の古巣を利用する事もありますが、自らで作る場合には羽毛や草などを用いて球状の形のものを作ります。

イッコウチョウは雑食性で昆虫などの小さな動物や植物の種子などを食べます。