インドクジャク
Common peafowl

科名
キジ科
その他の名前
印度孔雀
英名:[Common peafowl]、[Indian peafowl]
学名:[Pavo cristatus]
分布
インドクジャクはインド、スリランカに分布しています。
大きさ
オスの体長:215cm
メスの体長:86cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
インドクジャクは渡りを行いません。
生息地
インドクジャクは木々の疎らなひらけた林や樹木が散開する草原などに生息しています。
解説
インドクジャクは動物園などでもお馴染みの鳥で、単にクジャク(孔雀)と呼ばれる事もある代表的な種です。求愛の際にオスが大きく広げるディスプレイの為の目玉模様の飾り羽は非常に美しく、150枚くらいの大きな羽毛で構成されています。

インドクジャクの有名な飾り羽は求愛の為に用いられるものである為、当然、オスにしかありませんが、オスであっても冬になると飾り羽は失われます。
しかし、頭頂部にある扇形の冠羽はオスとメスの両方にあり、若い個体でも既に持っている事が多いようです。

インドクジャクは昼間は草や木の実、昆虫などの餌を求めて歩き回りますが、夜になると木の枝に飛び上って登り、そのまま眠ります。

求愛が始まるとオスは大きな飾り羽を尾を持ち上げる事によって広げ、メスの前で見せつけるようにターンし、それと同時に求愛の為の鳴き声をあげます。
こうして無事にカップルが成立すると交尾が始まり、その後はメスはその場を去ってメスのみで巣を作り、産卵した卵を孵化させ、育てていきます。