イワシャコ
Common peafowl

科名
キジ科
その他の名前
岩鷓鴣
英名:[Chukar Partridge]
学名:[Alectoris chukar]
分布
イワシャコはユーラシア大陸のヨーロッパ南部から中国の東部にかけての地域と北アメリカ大陸の西部に分布しています。
(北アメリカ大陸に生息しているものは移入されたものとされています)
大きさ
体長:35cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
イワシャコは渡りを行いません。
生息地
イワシャコは低木地や草原、半砂漠や山岳地など様々な場所に生息しています。
解説
イワシャコは全体的に丸っこい体形をした鳥で、この愛らしい体形にはあまり似合わないようながっしりとした力強い足を持っています。

イワシャコは淡い体色をしていますが、首の部分にはハッキリとした黒い縞模様があり、その縞模様が目の部分へとつながり、クチバシの上まで続いています。
また、目のまわりは緋色で縁どられ、目の後ろ辺りには褐色の斑紋が見られます。

植物の種子や新芽、小さな昆虫などを主食とし、冬になると数羽~数十羽の群れをつくって行動するようになります。

イワシャコの巣は草などが疎らに生えた平地に頑丈な爪で穴を掘る事によって作られ、そうしてできた浅い窪みの周りに草を敷いたものが産卵用の巣として用いられます。