カンムリシロムク
Bali myna

カンムリシロムク
科名
ムクドリ科
その他の名前
英名:[Bali myna]、[Bali starling]、[Rothchild's myna]
学名:[Leucopsar rothschildi]
分布
カンムリシロムクはインドネシアのバリ島に分布しています。
大きさ
体長:25cm
羽色
カンムリシロムクは雌雄で羽色が似ています。
渡り
カンムリシロムクは渡りを行いません。
生息地
カンムリシロムクは草地や乾燥した低地の林、森林地帯などに生息しています。
解説
カンムリシロムクはずんぐりとした体形の白い鳥で目の周りの露出した青い肌が特徴的です。頭部の後ろ側には倒れた長い冠羽があり、繁殖期になるとオスはこの冠羽をたてて頭を上下に動かすという求愛行動をとります。

羽色は全体的に白色ですが翼や尾羽の先は黒くなっています。クチバシ部分は割としっかりとしており先端に近づくほど明るい色をしています。

カンムリシロムクは雑食性で地上で昆虫やトカゲなどの小型の爬虫類を食べたり、木の上で果実を食べたりして生活しています。また、この種は集合性が強く繁殖のとき以外は群れで行動します。

生息環境の破壊によってカンムリシロムクの野生の個体群は現在、絶滅に近い状態にあり人工繁殖で種を絶滅の危機から救おうという活動が行われています。