カワラバト
Rock Dove
科名
ハト科
その他の名前
河原鳩
英名:[Rock Dove]、[Rock Pigeon]
学名:[Columba livia]
分布
カワラバトはユーラシア大陸のインドから中東、ヨーロッパの西部にかけての地域やアフリカ大陸の北部に分布しています。
また、半野生化した個体群は世界中の様々な地域に住みついているとされています。
大きさ
体長:32cm
羽色
カワラバトは雌雄で羽色が似ています。
渡り
カワラバトは渡りを行いません。
生息地
カワラバトは山岳地帯や岩場、草原などに生息しています。
解説
カワラバトは家畜化された全ての鳩の祖先と言われている鳥で、伝書鳩やレース用の鳩もこの鳩が品種改良されたものであり、色についても純白のものからカラフルで派手なものまで様々な品種が生み出されました。
現在では品種改良で家畜化された個体が逃亡したのちに野生化して民家周辺や都市の中心部にまで住みつくようになっています。
カワラバトの首の部分には光沢のある美しい模様があり、翼の部分には日本の黒い帯状の模様がハッキリとあらわれています。また、発色の良い鮮やかなピンク色をした足も特徴的です。
野生の個体郡は岩場の裂け目や岩棚などで生活しており、主に植物の種子を食べていますが蛾の幼虫など昆虫を食べる事もあります。
巣は岩棚や人の作った建築物などに作られ、材料として用いられているのは小枝や羽毛などです。
カワラバトは一年中、繁殖をする鳥としても知られています。