キンメペンギン
Yellow-eyed penguin

キンメペンギン
科名
ペンギン科
その他の名前
キガシラペンギン、グランドペンギン、ホイホ
英名:[Yellow-eyed penguin]
学名:[Megadyptes antipodes]
分布
キンメペンギンはニュージーランドの南東部、スチュアート島およびキャンベル島、オークランド諸島などに分布しています。
大きさ
66~78cm
羽色
オスとメスの羽色の違いはありません。
渡り
渡りは行いません。
生息地
キンメペンギンは海岸に面した斜面や峡谷、森林などに巣を作って生活しています。
解説
キンメペンギンはその名の通り金色の目を持ったペンギンで、英名である「Yellow-eyed penguin」も目の色が由来となっています。また、頭部が黄色い事からキガシラペンギンという別名で呼ばれる事もあります。

名前の由来となっている金色の目や頭部以外の見た目の特徴としてはビビットなピンク色の足と黒い爪があげられ、後頭部から背中にかけては黒っぽい色をしており、喉元から腹部にかけてはその他の多くのペンギンと同じく白色です。

キンメペンギンは近年、個体数が著しく減少していてオタゴ半島においては1990年代半ば以降、数は75%減少しています。

ペンギンの中でも比較的、長生きの種類とされており、20年生きる個体もいます。また、メスよりもオスの方が長生きで10~12歳の個体になるとオスとメスの比率は約2:1となっています。

記述年は1841年でフランス人医師・ジャック・バーナード・ホンブロンとフランスの動物学者・オノレ・ジャクキットによって記述されました。