コンゴウインコ
Scarlet Macaw

コンゴウインコ
科名
インコ科
その他の名前
アカコンゴウインコ
英名:[Scarlet Macaw]
学名:[Ara macao]
分布
コンゴウインコは中米のメキシコから南米のブラジル、ボリビアあたりの地域にまで分布し、主に熱帯雨林に生息しています。
大きさ
体長:85cm
羽色
雌雄で羽色は似ています。
渡り
コンゴウインコは渡りを行いません。
生息地
コンゴウインコは木々の疎らな林、森林の周辺地帯、草原などに生息しています。
解説
コンゴウインコはアカコンゴウインコと呼ばれる事もある頭部と尾の赤色が美しいインコで、羽色が発色の良い赤、黄、青の色で構成されていることからかなり目立ちやすい鳥だと言えます。
また、写真のように緑、青、黄色などの色で構成されている個体も多く存在しています。

基本的にはペアで生活していますが、時には小さな群れが集まって50羽くらいの大きな群れになって生活している事もあります。
朝と夕方にねぐらと採食地を往復するというリズムで活動しており、餌となるものは植物の種子や、堅果、果実など様々な種類のものを食べます。

コンゴウインコは飛行中に鳴き声をあげるという習性を持ち、警戒するとけたたましい声で鳴きます。

コンゴウインコの巣は木の幹などに自然にできた樹洞などを利用して作ります。
巣で産まれた卵はメスが温めますが、孵化した後のヒナはつがいで世話をして育てます。
現在では乱獲の影響で人の居住地の近くでは野生の個体は殆ど見れなくなりました。