キュウカンチョウ
Common hill myna

キュウカンチョウ
科名
ムクドリ科
その他の名前
九官鳥
英名:[Common hill myna]
学名:[Gracula religiosa]
分布
キュウカンチョウはユーラシア大陸のインドから東南アジアにかけての地域やスリランカなどに分布しています。
大きさ
体長:29cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
キュウカンチョウは渡りを行う事はありません。
生息地
キュウカンチョウは森林地帯や木々の茂った林、疎らに木の生えた草原などに生息ています。
解説
キュウカンチョウはモノマネが得意な鳥として広く知られており、真っ黒な羽と目の後にある黄色い肉垂と黄色またはオレンジ色のクチバシ、太くて逞しい黄色の足が特徴的です。また、翼の一部分が白くなっている事も特徴のひとつとなっています。

キュウカンチョウは野生の個体であっても鳴き声は非常に変化に富んでおり、様々な声で鳴きます。
主に熱帯にある森林の樹冠部などで小さな群れを作って生活しており、基本的には花の蜜を吸ったり森の木の液果やイチジクなどの小さな果実を食べますが時にはシロアリや昆虫などの動物食を食べる事もあります。

キュウカンチョウの巣は鳥の巣としては王道とも言えるカップ型のものですが、樹洞の奥に作るという特徴があります。

人の言葉を上手く話すペットとして飼育する場合には親鳥から離して育てる必要があると言われています。