マメルリハインコ
Pacific parrotlet

マメルリハインコ
科名
インコ科
その他の名前
英名:[Pacific parrotlet]
学名:[Forpus coelestis]
分布
マメルリハインコは南アメリカ大陸のエクアドルの西部とペルーの北西部のみに分布しています。
大きさ
体長:12cm
羽色
マメルリハインコは雌雄で羽色が異なります。
渡り
マメルリハインコは渡りを行いません。
生息地
マメルリハインコは木々の疎らに生えた林や低木地、視界の開けた草原などに生息しています。
解説
マメルリハインコは名前の通り、瑠璃色をした小型の美しいインコで原生林が伐採や災害によって破壊された後にできた、あまり木々の密集していない二次林とよばれる林に主に生息しています。
また、瑠璃色の個体以外にも全体が緑色をした個体もおり、そちらは目の後ろ辺りから後頭部にかけて青い線が入っている事があります。
体が小さい割にはがっしりとした太いクチバシを持ち、セキセイインコなどよりも噛む力が強いと言われています。

普段は草や木々の葉などに紛れて生活している為、見つかりにくいのですが、興奮した場合などはけたたましい耳障りな大きな声で鳴く事で知られています。
また、基本的には大きな群れか家族で行動し、同じ方向に続けて飛ぶ事がないなどの習性を持ちます。

巣は木に自然にできた穴などを利用した質素なもので、小枝などの巣材で形をつくったり、内張りをしたりといった事はしません。