ミミヒダハゲワシ
Lappet-faced vulture

ミミヒダハゲワシ
科名
タカ科
その他の名前
英名:[Lappet-faced vulture]
学名:[Torgos tracheliotos]
分布
ミミヒダハゲワシはアフリカ大陸の半砂漠地帯や南部地域、アラビア半島の南部やイスラエルなどに分布しています。
大きさ
体長:98cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ミミヒダハゲワシは渡りを行いません。
生息地
ミミヒダハゲワシは視界の開けた草原や背の低い木が茂った場所などに生息しています。
解説
ミミヒダハゲワシは頭部の側面に肉垂と呼ばれる露出した皮膚のヒダがある事が特徴となっているタカ科の猛禽類で他のハゲワシ同様、主に動物の死肉を食らって生活していますが体の大きな種類の多いハゲワシの中でも特に大型の種である為、生態系の上位に位置する鳥だとされています。

ミミヒダハゲワシは頭部の皮膚が露出しており肉を引き裂くクチバシは先端が非常に鋭くなっています。また、大きな体を飛翔させる為の翼は大きく、その体を支える足も長くがっしりとしています。
基本的には単独かペアで生活しており、獲物を探す時は長時間飛翔を続けます。

ミミヒダハゲワシの巣はあまり深さのない皿型のもので木の枝などを材料にして低木や高木の樹冠部に作られます。