ミノバト
Nicobar Pigeon

ミノバト
科名
ハト科
その他の名前
ニコバルバト
英名:[Nicobar Pigeon]
学名:[Caloenas nicobarica]
分布
ミノバトは東南アジアのインドネシアやニューギニア、ミャンマー沖にあるニコバル諸島、ソロモン諸島などに分布しています。
基本的には大陸や大きな島などには生息しておらず小さな島などにみられます。
大きさ
体長:33cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ミノバトは島から島へと放浪を行います。
生息地
ミノバトは森林地帯や低木地などに生息しています。
解説
ミノバトは非常に彩り鮮やかな光沢のある美しい羽を持っているハト科の鳥で太くて頑丈な足を持ち、クチバシの上にはボコボコとしたふぞろいな肉垂があります。

ミノバトは太くてがっしりとした体に対して首や頭の部分は細く、首の付け根の部分には細長い襟巻状の羽毛があるという特徴を持ちます。
植物食で果実や種子などを求めて島から島に渡りながら放浪し、良い採食場を見つけるという生活をおくっています。

生活形態としては多くの個体が集まってコロニーで営巣します。
巣は背の高い木から低い木まで様々な種類の木に小枝を積み上げる事によって作られた簡素なものです。

ミノバトの幼鳥は成鳥のような美しい羽色ではなく全体的に黒っぽい目立たない色をしています。