ミソサザイ
Eurasian Wren

ミソサザイ
科名
ミソサザイ科
その他の名前
鷦鷯
英名:[Eurasian Wren]
学名:[Troglodytes troglodytes]
分布
ミソサザイはユーラシア大陸、北アメリカ大陸、アフリカ大陸の北西部の一部などの北半球の温帯域に広く分布しています。
日本においては留鳥または漂鳥として全国的に分布しており、種子島よりも北の地域で繁殖します。
大きさ
体長:8cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ミソサザイは渡りを行いません。
生息地
ミソサザイは木々の疎らな林、藪、草原、森林地帯の周辺、農耕地、公園などに生息しています。
解説
ミソサザイは細長いクチバシを持った日本の野鳥の中でも最も体の小さな鳥のひとつで、海外においては北半球のみに住み、体に似合わないとても大きな声で長くさえずる事が特徴となっています。

ミソサザイは体に不釣り合いな大きな頭部を持ち、尾羽が短い事が外見上の大きな特徴で、その姿はカワガラスに似ていますが、体の大きさはカワガラスの方が比較にならない程大きい。
ミソサザイは明るい所にはあまり出てこない為、常に物陰に隠れるようにして行動し、繁殖期以外は1羽でせわしなく餌となる昆虫を探し続けています。

巣は岩の裂け目などの自然にできた隙間に植物の葉や草、苔などを使ってドーム型に形成します。