オオフラミンゴ
Greater Flamingo
科名
フラミンゴ科
その他の名前
ベニイロフラメンゴ
英名:[Greater Flamingo]
学名:[Phoenicopterus roseus]
分布
オオフラミンゴはアフリカ大陸の沿岸部、カリブ海の周辺地域、ヨーロッパの南西部、中東地域などに分布しています。
大きさ
体長:145cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
オオフラミンゴは渡りを行います。
生息地
オオフラミンゴは海上や湿地や沼地、海岸沿いの岩場や砂地などに生息しています。
解説
オオフラミンゴは名前から分かる通り、体長が150cm近くにもなるかなり大型の鳥で、しっかりとした曲線を描いた先の黒いクチバシと非常に長い足が特徴的です。
また、ベニイロフラメンゴと呼ばれる事もあります。
オオフラミンゴは水中に住む昆虫やエビなどの甲殻類、珪藻などの植物を食べて生活しており、餌を取る際には大きな群れで行います。
餌を取る方法は長い首を水面まで持っていき、クチバシを上下逆さまにしてから水を吸い込む事によって水と一緒に獲物をクチバシの中に含み、クチバシの内側にあるラメラと呼ばれる櫛状の薄板でろ過して水を吐き出し小動物だけを食べます。
しかし、オオフラミンゴは時には数万羽という非常に大きな群れを作る上にオオフラミンゴが住めるような湖は少ない為、特には長距離を移動する事もあります。
オオフラミンゴの巣はコロニー内で泥を台形に積み上げて中央を窪ませる事によって作られます。
また、親鳥は通称フラミンゴミルクと呼ばれている液状の食べ物をヒナに与えます。