オオフルマカモメ
Southern giant pettel

オオフルマカモメ
科名
ミズナギドリ科
その他の名前
英名:[Southern giant pettel]
学名:[Macronectes giganteus]
分布
オオフルマカモメは南極大陸などの寒さの厳しい地域の沿岸やその付近の島で繁殖し、冬になると南半球の海洋で過ごすようになります。
大きさ
体長:95cm
羽色
雌雄で色が似ています。
渡り
オオフルマカモメは渡りを行います。
生息地
オオフルマカモメは海上や海岸周辺の場所に生息しています。
解説
オオフルマカモメはかなり大型のミズナギドリで、重量もかなり重く、その体格はアホウドリと同程度だとされています。また、写真のように飛行中はやや背を丸めたような姿勢で飛ぶ事も特徴のひとつとなっています。

オオフルマカモメの胸側の体羽は白色の地に黄褐色の斑模様が全体に散らばっており、足には大きな水掻きがあります。
通常のオオフルマカモメの羽色は写真のような配色ですが、全身が真っ白なオオフルマカモメもいます。

ミズナギドリの仲間の多くは陸上ではあまり素早く歩く事はできないのですが、オオフルマカモメは大きな体であるにも関わらず、かなり素早く動く事ができます。

餌は主に魚やイカなどで外洋や岸辺で狩りを行う事によってそれらの獲物を捕らえます。また、海岸に打ち上げられたクジラの死体なども食べる事があります。

ミズナギドリは小さな群れかペアで繁殖し、巣は地面に窪みを作って内側に植物の欠片や小石などを敷いて巣の形を作ります。