オオフウチョウ
Greater Bird-of-paradise
科名
フウチョウ科
その他の名前
英名:[Greater Bird-of-paradise]
学名:[Paradisaea apoda]
分布
オオフウチョウはオーストラリア大陸から海を隔てて北にあるニューギニアの南東部とあるー諸島に分布しています。
大きさ
オスの体長:110cm
メスの体長:40cm
オスは長い尾の飾り羽の分だけメスよりも大きい
羽色
雌雄で色が異なります。
渡り
オオフウチョウは渡りを行いません。
生息地
オオフウチョウは木々の鬱蒼と茂った森林地帯に生息しています。
解説
オオフウチョウはオスの脇腹にある大きな飾り羽が非常に美しいフウチョウ科の鳥で、世界的に見てもごく一部のニューギニア周辺のごく一部の地域にしか生息していません。
オオフウチョウのオスの飾り羽は求愛の際のディスプレイとして用いられますが、単独で求愛行動をする事はなく、オスたちはグループを作って森の中でも世界が開けるほどに背の高い木の枝に止まって、多くの鳥の求愛の際の鳴き声であるさえずりのようなものではなく、通常は警戒や威嚇、争いの際の鳴き方である地鳴きのような声をあげ、飾り羽を弓なりに反らせてメスを誘います。
やがてメスが集まってきた際にはメスが相手を選ぶまでじっとして待ち、メスが相手を選んで交尾が終わるとメスは単独で営巣します。
オオフウチョウの餌は昆虫や植物の果実などで成鳥のオスは単独で採食しますが、若いオスやメスは小さなグループを作って採食します。
オオフウチョウの巣に関しては今のところ信頼できる情報がないと言われています。