レア
Greater rhea
科名
レア科
その他の名前
英名:[Greater rhea]
学名:[rhea]
分布
レアは南アメリカ大陸のブラジルにあるアマゾンの南部からアルゼンチンの中部辺りまでに分布しています。
大きさ
体長:130cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
レアは飛べないので渡りは行いません。
生息地
レアは草原や低木地などに生息しています。
解説
レアはダチョウよりは小型ですが1mを超える体の大きな飛べない鳥です。通常は背丈の高い草の生えた草原などで群れを作って生活していますが、年老いた個体は群れを離れて1羽で生活している事もあります。
レアの体にはボサボサとした羽毛のついた翼があり、歩く為に必要な足は太く逞しい形状をしています。また、足の指の部分も強靭な足と比例して太い。
レアは仲間と一緒に川や湖に訪れて水浴びをしたり、水を飲んだりします。その際、水の中に入って泳ぐ事もあります。
レアのオスは繁殖期になると他のオスと争うようになり、相手があらわれると翼を立てて低い声をあげて威嚇したり、蹴り合ったりします。
争いに勝利したオスは複数のメスと交尾し、メス達はひとつの巣にまとめて卵を産み、数十個(最大60個)の卵が集まります。
その後はメスは抱卵する事はなく、オスが卵を抱いて孵化させるとヒナの世話も併せてオスが行います。
レアの巣は土に浅いくぼみを作って草を内側に敷いたものです。