テンニョインコ
Alexandra's parrot

テンニョインコ
科名
インコ科
その他の名前
英名:[Alexandra's parrot]、[Princess Of Wales parakeet]、[Princess parrot]
学名:[Polytelis alexandrae]
分布
テンニョインコはオーストラリア大陸の中部から西部にかけての内陸部のみに分布しています。
大きさ
体長:45cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
テンニョインコは放浪を行います。
生息地
テンニョインコは森林地帯の周辺や草原、低木地などに生息しています。
解説
テンニョインコは淡い色彩の羽色が美しいインコ科の鳥で、ほっそりとした体や細長い翼、長距離の飛行に適した非常に長い尾羽が特徴的です。オーストリアの砂漠地帯などの乾燥した地域に住み、木々がまばらに生えた場所を波状飛行を行いながら移動します。

通常、テンニョインコは生活の大半を地上で過ごしますがアカシアなどの木の生えた低木地で生活する場合もあります。小さな群れを作る事もありますが単独で生活している姿も見られ、ペアになる事もあります。
餌は主に地上に発生している草などの植物の種子でヤドリギの液果や樹木の花などを食べる事もあります。
基本的にはあまり鳴かない静かな鳥ですが警戒すべき敵などが近づくと「チッチッ」や「ゴロゴロ」などという耳障りな声で鳴き、敵から隠れるように目立たない場所まで飛んで行きます。

巣は自然にできた樹洞や樹木の大枝にできた窪みなどに作り、産座には小枝や草などのクッション材は敷きません。