トビ
Black Kite

トビ2
トビ
科名
タカ科
その他の名前

英名:[Black Kite]
学名:[Milvus migrans]
分布
トビはユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸に分布しています。
日本国内では九州から北の地域の非常に広い範囲で留鳥として分布しています。
また、南西諸島でも冬鳥として稀に見られる事があります。
大きさ
体長:58~69cm
翼開長:150~160cm
メスの方がやや大きい
羽色
雌雄でよく似ています。
渡り
一部地域に住むトビは渡りを行います。
生息地
トビは川や海岸、湖などの水辺や高山帯、農耕地に生息しています。
解説
トビはタカ科の猛禽類でネズミなどの小型の哺乳類や昆虫、魚類、カエルなどの他、動物の死体の肉もよく食べます。また、田舎では人の暮らす場所の周辺でも見られる事もあり、ゴミをあさるような場合もあります。

トビの翼の先には白い模様があり尾の部分は台形になっています。飛行の際は風に乗ってゆっくりと飛行し獲物を探します。
トビの鳴き声は「ピィーヒョロロロロロロ」などの擬音語であらわされ、よく鳴く鳥として知られています。
成長は全体的に褐色ですが幼鳥の間は黒っぽい色をしています。

通常は大きな群れで行動しますが繁殖期になってつがいとなった場合は二羽で行動するようになります。

トビは鷹の仲間としては国内で最も見かける事が多い種類です。