ヤンバルクイナ
Okinawa Rail

ヤンバルクイナ
科名
クイナ科
その他の名前
山原水鶏
英名:[Okinawa Rail]
学名:[Gallirallus okinawae]
分布
ヤンバルクイナは日本固有の種で沖縄県に留鳥として分布しています。
大きさ
体長:30cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ヤンバルクイナは飛べないので渡りを行う事はありません。
生息地
ヤンバルクイナは低木や草などが茂っている林の中や水辺などに生息しています。
しかし、人に目撃される場合は道路を歩いている事が多いようです。
解説
ヤンバルクイナは1981年に新種の鳥として正式に記載された鳥で近年になって広く知られるようになりました。また、非常に生息数が少ない事から国の天然記念物に指定されています。

ヤンバルクイナは飛ばずに地上を歩いて生活する鳥で特徴的な赤いクチバシと赤い足を持ち、昆虫や小型の哺乳類、カタツムリ、ミミズ、タニシ、カニなどの小型の動物を捕食します。
普段はコロコロと小さな声で鳴きますが朝と夕方にはジャキュキュキュキュなどの擬音であらわされる大きな声で鳴きます。

基本的には一羽またはつがいで生活しており寒い時期以外は夜になると木に止まって休息し木から降りる際には小さな翼を使って少し滑空します。
一見のんびりしているようにも見えますが警戒心の強い鳥だと言われています。

ヤンバルクイナによく似た種としてはオオクイナがあげられます。